勺の記録

メモ

新卒就活の思い出(3)

    キャリなんとかチケットで特定派遣の結果を待っている期間に、スーパーの説明会に行った。

 

    自分が住んでいるところには無くて馴染みはなかったのだが、ちょうどよく説明会をやっていたので暇つぶしに行ってみた。テレビでよく聞く住みたくない街ランキングのトップクラスの所に店舗を出してるらしい。物価が安いところで安いものを売るという戦略らしい。冬採用ということもあり、死んだ魚の目をした就活生をどうやってその気にさせるかという所に焦点を当てたのだろう。課長(?)だかの偉い人が話をしていたのだが、その人が、「就活秋から始めたよー!って人?」と聞いたら8割方が手を挙げた。正気じゃない。嘘でもいいからもっと早くやっていましたよという素振りを見たかった。

 

    ちょっとした学生参加型でクイズをしたり、ビデオを見たりした。会計学マーケティングに触れていて大学の人気講義っぽい雰囲気だった。それからプライベートブランドのチョコを食べた。あんまりチョコを食べたことが無かったのだが甘くて美味しかった。ヨーロッパのどっかのチョコらしい。流通関係をどうにか交渉してお安い価格で買えるとかなんとか。これが企業努力か。すごい。

 

     お土産に同じのチョコをくれたので父に感想を聞いた。

 

「チョコって普通はこのくらい甘いよ。」

 

     スーパー社員は努力をしているが、一庶民にとっては、安いから買っているだけなのかもしれない。何が結果に繋がるのかは分からない。経営って大変だな。知らんけど。