勺の記録

メモ

鶏口vs牛後

"鶏口牛後"…大きい(又はレベルの高い)組織でザコより小さい(又はレベルの低い)組織でトップがいいという昔の教え。

 

 組織の大きさ

     大きいと良い。仕事の場合、ミスをしてもどうって事ないからだ。誰かに責任を押し付けやすい。

     大学の場合も人数が多いとメリットがある。卒業生が多いと就職活動で有利らしい。OB訪問が便利だ。私はちゃんと就活してないから知らんけど。それから大人数の授業の場合は、楽に単位を取れることが多い。教授も人間なのでテストの採点が億劫になる。すると、論述式を避け、択一や単語の穴埋め方式になる。もしくは、レポート提出。それも字数さえ埋まってれば単位をホイホイ出してくれるケースがほとんど。

     高校の場合だと、文化祭を抜け出せることくらいしかメリットがない。

 

 組織のレベル

      なんでもいい。流されて困らなければなんでもいい。組織のレベルが高ければ高いほど、自分の価値を高く見積ってしまう。人間、調子に乗った時こそ痛い目に遭う。逆に、レベルが低すぎると、自尊心を失いそうだ。犯罪に手を出してしまいそうだ。とある底辺高校の教師は、学校を建て直す為に、生徒を褒めるようにした。挨拶ができる!ごみを見つけたら捨てる!など些細な行為だった。普段、地域から悪いレッテルを貼られていることが、どうせ○○高校なんて…と生徒の心を傷つけていた。ところが、褒められることで生徒も自信が持てるようになった。

     組織のレベルは、どんな観点に着目するかによって変わってくる。頭がいいとか体力が自慢とか、イカれてるとか、仲がいいとか、なんでもいい。誇りを持てる部分に焦点を当てよう。

 

 自分の立ち位置

    上位30~40%の位置が良い。下位30%にいる場合には、その組織に致命的に向いていないか、努力の方向性が掴めていない。となると、実質的な競合相手は上位70%の人。70%の真ん中で30~40%。トップでいいじゃん!と思いがちだが、2番になりたくないという思いが働き無駄なコストを使ってしまう。実質的な真ん中で、普通よりややできる人を演じられるのであれば、美味しいし楽しい。本気は困った時に取っておこう。

 

結論

    大きくてあまり努力せずとも上位30~40%に行ける組織に所属しよう。

 

追記 

    カフェインが効いてるせいか、~しよう口調がやかましい。