勺の記録

メモ

人生をやり直すなら

    過去を振り返っても仕方がない派だが、面白そうだから書いてみる。

 

 

人生をソートしてみる

     ひとまず、年齢別にどの時期が楽しかったか並び替えてみることにした。

 

使用したのはこのサイト↓

https://sometools.web.fc2.com/sort/index.html

 

 結果はこちら。

1位 11歳

2位 12歳

3位 5歳

4位 23歳

 5位 15歳

6位 4歳

7位 19歳

8位 20歳

9位 9歳

10位 14歳

11位 22歳

12位 13歳

13位 21歳

14位 10歳

15位 17歳

16位 8歳

17位 6歳

18位 3歳

19位 18歳

20位 7歳

21位 0~2歳

22位 16歳

 

 よく分からない。そこで、1位は22ポイント、2位は21ポイント、3位は20ポイント…というようにしてグラフにしてみた。


f:id:shakust:20210421213309j:image

小学→中学、中学→高校のように、人間関係が大きく変わるとポイントが下がっている。環境適応能力が低いようだ。とはいえ、もっと分かりやすくしたい。 次は、極端な部分に焦点を当てて分析してみる。

 

良かった点とその分析

ベスト5

1位 11歳 

クラス仲が良く毎日が充実していた。男女仲も良かった。

 

2位 12歳

1位とほぼ同じ。可愛い子と映画行ってその後マックに行った。楽しかった。

 

3位 5歳

幼稚園の先生が可愛かった。キスしてもいいのはすごい。今だと金取られるのに。後に保育園はおばさん先生しかいないと聞いたので、幼稚園に行ってよかったなと思っている。

 

4位 23歳

時間的自由とこれから社会人という希望(絶望)、金銭面も比較的良かった。

 

5位 15歳

高校受験と受験からの解放。友達と池袋や秋葉原に行った。カラオケにもよく行った。

 

悪かった点とその分析

ワースト5

22位(ワースト1位) 16歳

高校ぼっち生活。行きたくない高校に行ってしまったため友達を作る気にならなかった。

 

21位 (ワースト2位)0~2歳

記憶が無い。

 

20位 (ワースト3位)7歳

特に悪かった事があった覚えはないが、あえて言えば担任の先生が微妙だった。古臭い先生だった。

 

19 位 (ワースト4位)18歳

高校ぼっち生活。進路もまともに決められずずるずると毎日を送っていた。勉強も部活もしてなかった。

 

18位(ワースト5位) 3歳

あまり記憶にない。

 

余談

    結果の前に、就職面接で人生をやり直せるとしたら、どうしますか?という質問にはどう答えるべきであろうか。答え方は2つある。1つ目は、悔いがないから0歳からやり直すというもの。2つ目は、人生で、どちらでもよいが迷った結果決断したもう片方の選択肢を選ぶというものだ。例えば、高校の時に茶道部か華道部か迷って茶道部にしたのですが、華道部にしますとか。

 

どこからやり直すか

    結論から言うと、高校選びをやり直したい。11~12歳の楽しかった時期を消さずにすむ。それに、高校でのぼっち生活によって失ったものを取り戻せる気がするからだ。

将来の夢

     現在無職。いいきっかけなので、将来の夢を振り返って見ようと思う。

 

 

幼稚園

年少…ウルトラマン。周りが言っているから自分もそういうことにしておいた。そもそも、将来の夢の意味を理解していなかった。

 

年中…記憶なし

 

年長…なんでもわかるはかせ。記憶にない。頭が良い=すごいという価値観は既にこのころからあった。

 

小学生 

低学年…郵便屋さん。郵便物の仕分けが面白そうだと思った。家にある百科事典で仕分けがあることを知った。

 

中学年…記憶なし

 

高学年…テレビショッピングで高い声を出す人。直前にテレビですごく儲かってるって聞いたから真に受けた。

 

中学生

    今を全力で楽しんでいたから、将来は考えていなかった。第2志望の高校の面接試験では、地方公務員と答えた記憶がある。ちなみにその高校は落ちた。

 

高校生

高卒公務員か投資家。

 

公務員になりたい理由…大学付属高校にも関わらず今の人間関係をリセットしたいと考えていたため。加えて、大学に入ってからも勉強するのは嫌だなと思ったから。

 

投資家になりたい理由…働きたくなかった。この場合には大学に行く予定であった。

 

浪人生

とにかく偏差値の高い大学に行きたい。その先はわからない。

 

大学生

1年次…未定。残業のない会社。

2~4年次秋…公務員。国家一般職→神奈川県庁→特別区と徐々に志望先を下げていた。

 

現在(無職)

未定。しばらくこのままでいたい。

 

 

行きたかった大学一覧

行きたかった大学。受けたとは言っていない。順番には特に意味が無い。

 

京都大学総合人間学部

寮に住んでネコより暇していたい。実際は暇かどうか知らない。関西に行きたい。個性的な人が多いらしい。

 

中央大学総合政策学部政策科学科

第二外国語が充実してるらしい。炎の塔で勉強したい。炎の塔は、このキャンパスじゃないかも。

 

北海道大学

すすきのが近い。授業サボって風俗に行きたい。冬は寒いから琉球大学にしたい。

 

早稲田大学政治経済学部政治学

校歌が有名。実家から通える。学部は響きで選んだ。学科は経済学が難しそうだから選んだ。

 

帝京平成大学

ファミマに行くたびに自慢する。

 

 

そんなに大学行きたくないや。

 

 

 

 

大学付属高校という選択

"大学付属高校"…付属の大学に普通よりも100倍簡単に行けるよ!っていう高校。

   

    私は、数年前大学付属高校に通っていた。その時の体験を踏まえて是非を語る。ここでいう付属とは早慶やらMARCHやらカンカン何とかといった難関校ではなく中堅私大の付属高校かつ私の出身高の話なので話が偏っている。悪しからずご容赦ください。

 

 メリット

1.勉強しなくて良い

    本当に勉強しなくても良い。受験勉強はもちろんのことテスト勉強も直前に慌てて詰め込めば良い。学校にもよりけりだが、一定の内申点を取れば推薦権がもらえる。推薦権を貰えたら、普段の学校の成績(いわゆる内申点)と実力テスト(定期テストと実は同じ問題)で順位を決め、成績順に学部を選べる。とはいえ、全体の75%が第1志望の学部に行けた。第2希望を含むと95%は堅い。稀に第5志望の学部というおバカさんもいるがレア中のレアである。私は、普段の定期テストの順位は下位25%に入っていた。しかし、それでも第1志望の学部に入れたのである。もっと言ってしまえば、定員割れの学部さえあった。名前を書けばまず受かる。誰でも受かるので合格発表は実にしょぼい。担任が受かった学部学科が書かれた紙ペラを配るだけ。間違えても「キャー!嬉しい!」なんて声は聞こえない。ああ、そうですね。受かりましたね。みたいなものだった。勉強や努力が嫌いな人にはうってつけ。

 

2.部活に打ち込める

   私は、帰宅部だったが。運動部文化部問わず全国大会出場で活躍していた。部活の成績が優秀な人は勉強なんて投げ捨てて付属高校に行くと良い。野球もサッカーも名門は付属高校が多い。興味無いから見ないけど。

  

3.アルバイトに打ち込める

    実際にアルバイトをしている人が多いかと言われれば少数であった。大学付属に行く人はいいとこのボンボンがいたりするからかな。社長や会社の重役の息子娘がいるのは聞いたことがある。学力より金を積むことが大事だ。でも、ゆるーい文化部に入っている人や帰宅部の人は普通にバイトしていた。禁止らしいけど、校則ってのはバレなきゃいい。大いに金を稼ごう。当時は主流じゃなかったけど、今ならYouTuberなんてのもある。顔出ししなければ無問題だろう。

 

4.その他

   なんか知らんけど休みが多かった。

 

デメリット

1.受験勉強の経験ができない

   必ずしもすべきか?といったらNoだ。しかし、日本社会では、やはり年功序列の傾向が顕著で、努力をするのは受験と就職とオプションで結婚くらいじゃなかろうか。全員が全員とは言わないまでも100人の凡人に「努力経験」を聞いたら、受験か就活か甲子園であろう。違ったらすまん。地元の友達が受験勉強しているのに我々はなぜ3年にもなって文化祭準備なんぞしてるのだろう?という気分になったことがある。大学全入時代だからこそ、よりレベルの高い所に挑戦してみてはどうだろう。ちなみに、私は流されて付属の大学に入学金を払いましたとさ。

 

2.希望の学部に入れない可能性がある

   たまにある。ただでさえ、勉強が嫌いだけど大学には行っておきたい!親の金で裏口入学っぽいことをしたい!と考えている人達が入学する中で、興味もないのに、どこにあるかも分からない国の文学や微積分が理解出来ないのに経済学を出来るのだろうか。いや出来ない。実は、付属高校の中退率は他の入試形態に比べて中退率が高いらしい。何となく入った人は何となく辞めていく。

 

3.学力が低下する

   酷いなんてもんじゃないってほど学力は下がる。ざっと偏差値が15下がる。スタディサポートをやるとわかるが、下位層は、一番下に書いてある無名大学すら受からなくなっている。そりゃあ無理もない。テストは一夜漬けが基本で、他大受験をしなければ模試を受ける義務がない。やらなくなるよ。暇で暇でしょうがなかった。

 

4.その他

    だらけすぎて、テスト勉強してない→カンニング→発覚して停学って人が数人いた。停学の理由のほとんどがカンニングだった。どうせ大学行けるのに不思議だ。

 

 

     他に思いついたら追記しよう。以上。

    

新卒就活の思い出(4)

   特定派遣に内定が決まってからというものの全く就職活動をしなくなった。もう広島や岡山に引っ越そうが社員寮もあるし、半年位はルーティンワークで済むし、給料は安いけどなんとかなるだろう。親は反対してるけど他にないんだからしょうがないで、押し切れるのでは。そう思い一切の就活をやめた。

 

     が、内定をもらって2ヶ月後くらいに親にめっちゃ怒られたので就活を再開した。もう1月も数日で終わる頃の事だった。今内定もらっている所は蹴っていいかと聞いたらいやダメだと言われた。なら、そこの会社に行っていいかと聞いてもダメだと言われた。矛盾しているし、なにより、ただただ内定先の会社に迷惑かけるだけじゃないか。

    

   仕方が無いので、就活を再開した。言われて嫌々やった所で結果は見えているが、最低限就活してるフリだけでもしようと考えた。無意味にスーツで外に出たり、就活本を机の目立つところに置いたりしてみた。もちろんフリだけではなく一応は就活した。Googleの検索窓に「就活 効率的に」と検索して1番か2番目に出てきたサイトに登録した。聞いたことも無いエージェントだ。

 

    対面での面談だったので、渋谷だか秋葉原だかに行った。エージェントは若い男。つまんね。意識高い系じゃないだけ許す。スーパーと清掃員を受けることになった。

    

     スーパーは落ちた。説明会でおじさんが「今の若い子の間では何が流行ってるの?」と質問してきた。絵に書いたようなおじさんだなと思った。分からないから吉幾三が流行ってることにしておいた。筆記試験は、安月給で楽しく働く人の作文を読まされて感想文を書くというものだった。書くことが無くて困った。人はやりがいで飯は食えない。

 

     で、清掃員の面接。無駄に3回も練習した。どうせ、企業とエージェントで根回ししてるんだろうとか思ったので真剣に練習しなかった。2月に募集している時点で、人手不足なんだし、行けば受かるだろくらいに思ってた。

 

    一次面接。若いお兄さん。履歴書に書いたガクチカやら自己PRを聞かれ、世話話してたら終わった。面接が終わって1時間で合格のLINEをエージェントからもらった。そうですかい。

 

     二次面接。社長。聞かれたことはほぼ同じ。志望動機を忘れたと正直に言った。馴れ馴れしくて嫌いだった。大手でこれやったらハラスメントとか言われるのでは?というようなこともあったが適当に交わした。朝早いし乗り気じゃないし酒飲んでから行こうかと思ったくらいだった。けど、ビールは高いのでやめた。ギリギリ落ちるような受け答えをしたつもりだ。面接の最後に、君内定あげるよと言われたので、はいと答えた。こんなんでいいのかよ。そして1時間後にエージェントからも内定の通知をもらった。もうそこで働くことにした。

 

    免許については取る気があると嘘をついておいた。ない。取ったとしても会社には言わない。手当なんていらない。後に経済的理由で取らないと行ったら、会社から金貸すと言われた。くれよ。どちらにせよ取る気は無い。運転という仕事を増やしたくない。

 

    何はともあれ就業先が決まってよかった。というか、ここからの1ヶ月と3週間という期間をどう現実逃避しようかばかり考えていた。

 

    後に3日で辞める。

 

 

新卒就活の思い出(3)

    キャリなんとかチケットで特定派遣の結果を待っている期間に、スーパーの説明会に行った。

 

    自分が住んでいるところには無くて馴染みはなかったのだが、ちょうどよく説明会をやっていたので暇つぶしに行ってみた。テレビでよく聞く住みたくない街ランキングのトップクラスの所に店舗を出してるらしい。物価が安いところで安いものを売るという戦略らしい。冬採用ということもあり、死んだ魚の目をした就活生をどうやってその気にさせるかという所に焦点を当てたのだろう。課長(?)だかの偉い人が話をしていたのだが、その人が、「就活秋から始めたよー!って人?」と聞いたら8割方が手を挙げた。正気じゃない。嘘でもいいからもっと早くやっていましたよという素振りを見たかった。

 

    ちょっとした学生参加型でクイズをしたり、ビデオを見たりした。会計学マーケティングに触れていて大学の人気講義っぽい雰囲気だった。それからプライベートブランドのチョコを食べた。あんまりチョコを食べたことが無かったのだが甘くて美味しかった。ヨーロッパのどっかのチョコらしい。流通関係をどうにか交渉してお安い価格で買えるとかなんとか。これが企業努力か。すごい。

 

     お土産に同じのチョコをくれたので父に感想を聞いた。

 

「チョコって普通はこのくらい甘いよ。」

 

     スーパー社員は努力をしているが、一庶民にとっては、安いから買っているだけなのかもしれない。何が結果に繋がるのかは分からない。経営って大変だな。知らんけど。

 

 

 

 

新卒就活の思い出(2)

     さて、企業説明会から、とぼとぼ帰り、3日ほどダラダラと過ごした。

 

     ふと思い立って、ある日の夜中に、新卒就職エージェントの「キャリなんとかチケット」に登録した。実は、過去にも何度か就職エージェントに登録したことはあった。大抵は面談だけして企業の紹介をされたのちに何もしないで放置としていた。意識高い系のツーブロおじさんが出てきたこともあった。その時は、めんどくさいなと思ってZoomを途中で切った。でも、安心して頂きたい。ほとんどエージェントはかわいいお姉さん。モテない大学生は、ガールズバーやらキャバクラ(?)に行かず就職エージェントに行こう。飲み物は出たり出なかったりするけど、無料で楽しめる。

 

     で、キャリ以下略の会場に到着。渋谷か池袋だった。ここでもわりと可愛げなお姉さんが出てきて、どんなことが得意ですかー?とか学生時代は何をしてたんですか?とか聞かれて乗せられてなんだかんだ喋る。パスモで買ったモンスターエナジーも効いてものすごく楽しい。つい、全国転勤という条件を飲んでしまった。

 

     紹介されたのは、3社。全国転勤ありの特定派遣、静岡の技術職、警備員。

 

静岡の技術職は、社員の仲がいいので馴染めないだろうなと思いパス。警備員は運転免許持ってないからパス。よって全国転勤ありの特定派遣を受けることにした。とりあえず、内定1社貰っておけば親も文句は言わないだろうという浅はかな考えだ。

 

   その後は、オンラインで2回面接練習をした。1回目は、エージェントさんが言った「私を面接官だと思って」の部分がどこからどこまでか分からず建前ではなく本音を言ってしまった。「あれ、まだこの人面接官だったのかよ。」と思った。2回目はそこそこ上手くいった。といっても普通に日本語しゃべりましたレベルだが。

 

    で、面接当日。ワンデイで内定くれるなんてカモ以外の何者でもない。画面から映らないところに、カンペを張り巡らせておいた。

 

中国経済のゼミ」「手話のゼミ」「カラオケ屋バイト」「ピッキングバイト」

 

   要点だけ書いておいて聞かれたら、目をやってその場で考えておくことにした。面接当日、和やかな男性だった。僕は早稲田卒で某政令市役所で5年働いてたみたいな話を聞いた。なんで辞めたんだろう。もったいない。企業文化が合わないとはいえ転職上手くいかなかったんだろうか。聞かれたことはよくあるやつばかりだった。ガクチカ、自己PR、適当な世話話。世話話に時間かける暇があるならルーレット回してランダムに採用者を決めても良さそうなのにな。

 

そこからは3~5日後に内定が出た。チョロすぎる。スーパーの説明会を受けている時の事だった。一応、その時就職活動は続けようと思ったが、すぐにめんどくさくなった。

 

相変わらず、就職活動への意識は全くのFランなのであった。